ねこうさぎ

チラシの裏で、やる気は常にマイナス方向。テンションは低めでお送りしております。

マイナス方向の【2】

撒き散らす毒と妄言。
自分が正常だと、いつから錯覚していた?
見えているものが現実だと、いつから勘違いしていた?


どこまで進めば、過去にあった事は固定化されるのか。
人の内側に記録される記憶は、何が正しいのか。
記憶を零しながら前に進んで、残ったそれは誰のもの?

知ることで絶望へと進む道。
忘れたままでいられれば、幸せになれる道。

見せ掛けは・・・

【知らないはずの】

まだ始まる前、ボクは仲間たちと外を見ていた。
それは、かつてあったかもしれない日常。
・・・そう

―――あった“かも”しれない日常―――

人が溢れていて、空はまだ青くて・・・
でも、この頃のボクはまだボクじゃない。
考えることも何も知らないはずの頃。
何も見えていなかった時の記憶。

ならば、この記憶は誰のもの?

ボクはボクであっても、あの日々の記憶は持ち合わせてない。
だからこれは、与えられたもの。
物語の外では、語るために記憶を与えられる。
同じ時間でも、複数の事が起きていたかもしれない世界。

混乱。

どれがどの位置に合わさるのか。
ピースもまばらで・・・

自分の境界が溶けていく。



【見ていた】

仲間達と並びながら、ガラス越しに外を見ている。
人が歩き、車が走る。
それだけが繰り返される日常。
これから出会うはずのあの子の瞳と同じ色の空。

ただ記録されているだけの時間。
ココロも何もない頃のボク。

なにもなかった。

そして、世界が崩れる日が来る。
並んでいた仲間達は消えてしまう。
最悪の結末は、ボクもこの時に消えてしまう事。
それはとても稀だけど・・・
その時は諦めるしかないよね。
まだボクでないボクは、転がっている事しか出来ないし。

無事に残れたら、あいつが来るのを待つだけ。
なにもない世界で、あの子に出会うために。

そして、あの子のために色々な事を知るんだ。
絶望しかなくても、だからこそ小さな幸せを得られる時間。
終わる時まで、それを・・・


【日常】

学校に行く。
得意な教科、苦手な教科。
課題が少し面倒だったり。
友達がいて、笑ったり怒ったり。
楽しい事も辛い事もある。
そして、離れて暮らす片割れの事を思う。

変化の少ない日々。
それはきっと幸せな日々だった。


【退屈と苦痛】

何も気が付かずに、変化を望んだ。
大きな変化。
あの時の出来事は、誰かのせいではないと知っている。
でも、望んだ人たちのせいでもあるのだと思う。
望まなければ、こんな事にはならなかったのではないかと。
・・・後悔がつきまとう。


【約束】

久しぶりにあう約束をしたんだ。
公園にある噴水のそばで。
でも、来なかった。
道が無くなってしまったのだから、
来られるわけがなかった。

殆ど、誰も居なくなってしまった。
探しても探しても、見つからない片割れ。
どこかにいるのか、それとも・・・


【交代】

友達がいて笑っていられるあいつが、羨ましかった。
自分はこんなにも寂しくてツライ毎日なのに。
同じでも、どうしてこんなに違うのだろう。
あの時、行く場所が逆だったなら・・・
そう思っても、戻り選ぶことは出来ない。

ならば、今を取り替えてしまおうか。
殺すのは自分。
殺してあの場所を自分のものにする。
あいつの名前を自分のものにする。
だって、同じなんだから・・・問題ないよね?
そこに居るのが自分でもいいよね。
ここはツライから、空席にしてしまって・・・

ああ・・・でも、こんな事になるのなら。
[ 2013/09/29 12:21 ] 歪んだ呟きマイナス |
ぷろふぃーる?

さーき

HN:さーき
種族:忘却人間(Lv74)

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